弱視や斜視が治療できる期間は限られており、原因によって多少前後しますが目安として小学校入学までには治療を開始したいところです。
まずはメガネを作り、「正しく見る」ことに慣れてもらう必要があります。弱視の場合は「見る」ことの積み重ねで視神経が発達し、視力が上がっていきます。また斜視の場合は両眼の視線を合わせるための特殊なレンズを使うこともあります。なお、弱視・斜視の治療に必要なメガネを作る際は、保険が適用されます。
さらに、弱視・斜視の治療に欠かせないのが視能訓練です。当院には弱視・斜視の専門的な治療を行うことができる視能訓練士がおり、ご来院時に治療のためのトレーニングを行っています。